(前回)15歳の君にも分かる~失敗への取り組み方:REBT入門(8)無条件の自己受容

この入門記事もとりあえず今回で終わり。

最後にひとつ、REBTの観点からメッセージを。それは…

「パーフェクトでなくていいんだよ」

ということ。

REBT入門(9)「ネバナラヌ」から自由になろう!

イラスト「重荷を背負う」

なんでも「完璧にやらなきゃいけない」と思い込んでしまうと、それが重荷になる。

そして、失敗したときに落ち込んだり、他人に逆上したり、考えすぎて行動に移れなかったりしがちになる。

 

イラスト「つづくハードル」

長い人生、やることなすこと、すべてがうまくいくなんてありえないからね。

 

イラスト「ネバナラヌ」を捨てる

だから、その「ネバナラヌ」を捨てるだけで、だれでももっと自由になることができる。

どんな不運なできごとに遭遇しても、「苦しむ/苦しまない」のうち、苦しまない方を選ぶことができるようになる。

生きているかぎり、失敗もある。

失敗したときに、自分の中の強すぎる思い込みを捨てることができれば、次に進む道も見えてくるはずだよ。

(おわり)

(関連記事)シェイムアタックと非完璧主義のススメ(エリス博士の講演, 1992年)