オンラインでヨガ体験!(REBTサロン)
本日はオンラインでヨガ体験!
本来はREBT(論理療法)の学会のイベントなのですが、今回主催のY先生によると、最近は大学のオンライン授業でも、頭を使うものより、体を使うヨガや呼吸法が人気なのだそうです。
- ヨガは近年、補完医療としても注目されていて、抗うつ剤と同等以上の効果があると明らかになっている。
- 最近話題のマインドフルネス療法は、ヨガから瞑想という技法のみを抜き出して利用したもの。その観点からいえば、全身を使うヨガの方が包括的なモデルといえる。
- ヨガにはさまざまな流派があるが、今回はクリパル派のヨガ。(インストラクターを務めるO先生は米国クリパルセンター認定ヨガ教師)
というような話があり、ポーズ、呼吸法、瞑想、リラクゼーションから構成される50分の体験を行いました。
50分の体験の後は、質疑応答タイム。
REBTとヨガの共通点としては、「いま・ここの体験に戻る」ということが言えるというお話もありました。
REBTでは、自分勝手な思い込みから、現実に即した柔軟な考えに戻ることを重視します。
一方のヨガも、いろんな雑念から「いま・ここ」の身体感覚に戻るという働きがあるのでしょう。
またヨガは、感情が乱れたときに効く対症療法というより、ふだんの生活から整える体質改善的な働きがあるというお話もありました。「いつも自分の体の状態に気づいている、見つめている感覚」ともいえるでしょうか。
あえてまとめれば、「REBTは思考を見つめる、ヨガは体を見つめる」とも言えそうです。
私は週末に近所のプールで泳ぐのが趣味です。考え事をしながら泳いでいるときと、考え事をせずにその瞬間の全身の感覚を味わっているときがあります。
ヨガの体験は、私にとっては泳ぎながら水や呼吸や体の感覚を味わうことに近い気がしました。
皆さんも、頭だけでなく、呼吸や体と向かい合う時間を生活の中に取り入れてはいかがでしょうか。