「OARSで学ぶ傾聴教室」の方針
「OARSで学ぶ傾聴教室」
最近改めて考え直したいのが、人によって参加目的が違うところ。
言い換えると「傾聴」と「動機づけ面接(MI)」への関心の度合い。
ごくざっくり整理すると…
【傾聴】
(1)相手の気持ちや考えを理解する聞き方
【MI】
(1)(共通)
(2)相手の「変わりたい気持ち」に注目
(3)相手に役立つ情報をどう提供するか
MIでは(1)の傾聴に(2)(3)の要素が加わるので、実践で全体を見渡しながらいろいろ使いやすくなる。
(例えば、「時間が10分しかないが、相手の気持ちや考えを尊重しながら、必要な情報提供を行い次回のステップまで決める」など)
とはいえ、MIがちゃんと使えるようになるためには、(1)の傾聴部分がしっかりできることがとても大切。
そこができないと、表面的なテクニックになって、行き詰まりがち。
そんなわけで、「OARSで学ぶ傾聴教室」では、(1)傾聴の部分をしっかり行いながら、MIへの橋渡しも考えていく方針です。
(オンラインで行われているMI練習会の紹介も含めて)
今回の感想は以下のとおり。
(感想)
・話を聞いていただいて、すっきりしました。こういう話をきいてもらうワークも面白いなと思いました
・初めての参加でしたが、たいへん楽しい時間を過ごせました。これからも続けたいと思います。ありがとうございました。
・傾聴の練習は何度もしているのですが、難しいなと思いまいました。これからも続けて練習していきたいです。
・実際に練習してみることで、気付くことがたくさんありました。「見る」のと「やる」の違いが体験してわかるので、これからも練習を重ねていきたいと思いました。藤本先生のデモを見られるのはとてもありがたいです。日々の会話や対話でも聞き返しと要約を意識していきます。