OARSで学ぶ傾聴教室(7/19)レポート
「OARSで学ぶ傾聴教室」。今回はワークショップが始まる直前にMIのファシリテーター(MINF)に声がけしてみました。北海道から精神科医のO先生がアクセス、ブレイクアウトルームでのトレーナーを担当してくれるなど、贅沢な回になりました。
内容は、引き続き「聞き返し」の基礎練習。
「聞き返し」を用いた共感スキルは、対人援助にとって最重要であるだけでなく、「(自分の意見は保留にして)相手の感情や意見」を正確に理解するという一種マインドフルネス的なスキルでもあるので、身につけると、自分自身の感情のコントロールにも役立ちます。
(感想)
・聞き返しでいつも語尾が上がるので「ということ」を「という」でとめても全然うまくいくのがわかって良かったです
・聞き返しは質問形ではなく、語尾を下げると発話が増えて、正確な理解に繋がることがよくわかりました。
・1つめのエクササイズはとくに、外れていると、クライエントとしてもっともっと喋りたくなった。かすっているくらいに言い当てられると、刺激され、頭が回る。一人ではたどり着かないところに考えが行く。
・聞き返すごとに話が展開して、新しい発見があるのが面白かったです。
・聞き返しを行うことで、色々なことが分かり、話が盛り上がりました。楽しかったです。ありがとうございました。
・話し手をして、話をたくさん引き出してもらって、すごく幸せな気分になりました。ありがとうございました。
・突然のご案内で、出席しようかちょとと考えましたが、思いのほか勉強になりました。ありがとうございました。動機づけ面接を学んで3年ですが、やはり、聞き返しの練習はなんどやっても新しい発見があります。質問よりも、聞き返しの方が、深い会話に育っていくのを改めて実感しました。
(参考動画)
聞き返しをつくる(3人で)
日常で使える傾聴術「なぜオウム返しだけだと物足りないのか」 ※聞き返しの意味の復習に