OARSで学ぶ傾聴教室(11/1):「是認」と「ほめる」のちがい
【OARSで学ぶ傾聴教室】
今回はOARS(オールズ)の「A」=「是認」(Affirmation, Affirming)についてディスカッション&ワークを行いました。
話し手の強みや努力に言及する「是認」は、行動変容を促す力強いコニュニケーションスキルになります。
「是認」と「ほめる」の違いについても議論しました。
もちろん相手を「ほめる」ことがよい方向に影響することも多くありますが、理論的に分類をするなら、聞き手が評価する立場になって「褒める」ことは、傾聴やMI(動機づけ面接)のスキルにはなりません。
是認は、「いい/わるい」を評価するのではなく、話し手(クライエント)に備わっている強みを発見する、そこに光を当てる、というイメージになります。
「井戸端会議」のワークも、なかなか好評でした。
(感想)
・ワークの中で、他の方の是認を聴くことで、視野が広がり新たな是認が生まれてくるのが新鮮でした。
・褒められるのもうれしいけれど、是認されるともっと嬉しい。相手と同時に、自分自身に対しても是認ができるときっと毎日楽しいなと感じた。
・是認されると、とても前向きな気持ちになり、頑張れる気がしました。是認する側もとても気持ちがいいです。
※OARSで学ぶ傾聴教室は毎月第1・第3火曜に行なっています。