JKDA岩松さんと食事&傾聴1日講座を終えて

岩松さんと食事している写真

『「聴く力」の強化書』(自由国民社)の著者、JKDA(日本傾聴能力開発協会)代表の岩松正史さんと飯田橋で食事。

岩松さんは私が最初に傾聴を習った先生ですが、私にとっては「カール・ロジャーズのファンどうし」というような親近感もあります。ロジャーズの名前は知っていても、実際に読む人は意外と少ないので。

岩松さんの本とロジャーズの本

そして彼は傾聴の専門講師として「どう工夫をすれば受講者の心に残るか」ということを、いつも試行錯誤しています。

「傾聴の目的は、『相手を喜ばせること』『相手の気分を良くさせること』ではない」

たとえば、ここでは傾聴の「目的」と「結果」の違いが取り上げられています。

傾聴した結果、相手が喜んでくれるのはOK。相手の気分が良くなることもOKでもそれが直接の目的だと勘違いすると、相手が期待どおりに喜んでくれないときに、どうしていいかわからなくなってしまう。

ここは基本ながら、なかなか深いところだと思います。

私自身は、コミュニケーションの方法という観点から傾聴を学んでいますが、「いまこの瞬間どこに集中するか」(=相手を喜ばせることではなく、相手に寄り添い理解しようとすること)、ここがズレないように改めて気をつけようと思います。

 

傾聴1日講座(基礎)を終えて

その、いわば「岩松メソッド」の傾聴1日講座・基礎120日)は無事終了しました。

初めて傾聴を学んだ方からは、こんな感想をいただきました。(太字は引用者)

当講座を受講して、傾聴スキルは人間関係を円滑にするには非常に有効な手段と感じた。

スキルとして、①相手との接し方については、相手の言葉に反応するのではなく、相手の気持ちを感じ、共感する。そこにあいづちや繰り返しを加える。②自分との接し方については、自分の心理傾向、思考の癖を把握し、欠点については見ないようにする割り切りが重要である、等を学んだ。

人間関係に悩み、本などで色々試したが改善が実感出来ない方には受講をおすすめしたい。何故ならば、ロールプレイングが多く、理解が難しい箇所は自分の言葉で言わせる等理解を深める仕組みが施されており、スキルが身に付きやすく、人間関係の円滑化に即効的だからである。

(男性・40代)

 

また、傾聴経験者からはこんな感想をいただきました。

傾聴が面白く、助けになるものということを再確認しました。藤本さんの傾聴に留まらず、他の勉強と合わせて見える違いや特徴のお話は、とても楽しかったし、勉強になりました。

(女性・40代)

 

次回は4月か5月(たぶん5月)に開催するつもりです。

本業であるラジオの仕事もあって頻繁に開催はできず、ほとんど宣伝もしていませんが、今のところ来てくださった方は皆さん「参加してよかった」と思ってくださったようです。

ご興味がある方は気軽にお問い合わせください。

クリックでフォローできます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です