ラッセル読書会(1)知識の島が大きくなるほど、海岸線も長くなる。

週末は本郷の三浦俊彦先生の研究室にて「ラッセル読書会」。今回、面白いと思ったことが3つあったのでメモしておきます。

(1)知識の島が大きくなるほど、海岸線も長くなる。

(2)ダーウィニズムにおいては、生物が増えるのに「目的」は不要。

(3)エスペラント語を実際に喋る人たち

(1)知識の島が大きくなるほど、海岸線も長くなる。

「知識という名の島」のイラスト

読書会では、担当者が発表したあと自由に議論が行われます。

ある人がレジュメに「どんな問題にも、それよりもっと難しい問題は存在するか?」とメモしていました。

それに対する自由な議論のなかで「知識の島が大きくなるほど、その海岸線も長くなる」という言葉を三浦先生が紹介してくださいました。

ネットで検索すると、ラルフ・ソックマン(18891970という米国の牧師の言葉のようですね。

The larger the island of knowledge, the longer the shoreline of wonder.

知識という名の島が大きくなるほど、不思議という海岸線も長くなる。

「知識」や「不思議」という抽象的な概念を「島と海岸線」というイメージで表したところが面白いですね。

私も、何かを学んだり、経験をつむほど、新しい疑問がわいてきます。

私の実感としては、疑問の数が増えるというよりも、質がより深まる感覚がありますが。

「知識という名の島が大きくなるほど、不思議という海岸線も長くなる」

皆さんは実感することがありますか?

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