「価値」とともに歩む〜足立区の研修報告
先日、ある人が「すごい言葉を発見した」と言って、こんな言葉を紹介していました。
「比較は喜びの泥棒だ」 (Comparison is the thief of joy.)
(セオドア・ルーズベルト/第26代米国大統領)
私たちはいつも自分を他人とあれこれ比較してしまいがちです。
すると、ある人と比べて自分が勝ったと思っても、世の中にはさらに優れた人がいます。
また、1つの分野で自分が勝ったとして、別の分野では他人の方が優れていることがあるわけですから、いつまでたっても不安は消えません。
自分の喜びを他人との比較で考える癖がついている人は、まさに「比べること」という泥棒に喜びを奪われているようなものです。
そう考えると、味わい深い言葉だと思いました。
○足立区「まちづくりトラスト」研修の報告
先週末、足立区の「まちづくりトラスト」研修、第1シリーズの3回目が無事終了しました。
1日目と2日目の内容をおさらいして、3日目はそこに共通する要素である「価値観」に注目しました。
(ちなみに、1日目はこんな内容)
(3日目は「価値観」に注目)
(感想)
- 価値観を大事にする、とはあちこちで聞くようになりましたが自分の価値観とは何なのか、深く考えることも今までありませんでした。今回知ることができよい道しるべを見つけることができたと思います。ありがとうございます。(S.A.さん/女性)
- 価値観について、様々なワードを提示して頂き、改めて自分の価値観を深堀出来てありがたかったです。(Fさん/女性)
- 本日の講座を通じて、初回・2回目の講座の内容を、さらに上のレベルで把握するきっかけとなり、秀逸と感じました。心持ちゆったりと受講できる内容で、とても充実したセッションでした。(O.H.さん:男性)
- 価値観カードのワークショップをやってみたいと思います。(N.R.さん/女性)
- 102の価値観は、頭と心の整理でとてもいいワークとなりました。ありがとうございました。自分の家族の必要性を考えた際に自分のやりたいことを実行できない状況もありその折衷でおります。(Kさん:女性)
○大切にしている「価値」とともに歩むこと
冒頭で紹介した言葉のように、その時その場で他人と比較ばかりしていると、成功や失敗の結果に一喜一憂してしまいます。
そうではなく、自分が大切にしている「価値」を見つめて、それとともに歩むことができれば、どうでしょう。
すると、その場その場の結果に動揺することなく、自分の目標に向かって落ち着いて歩んでいけるのではないでしょうか。
「価値」とは、自分とともに歩む「コンパス」のようなものかもしれませんね。
今回のワークショップは、第1回、第2回よりも、少し落ちついたペースで進めてみました。
私自身、ワークショップを行う際の新しい感覚が少しつかめてきた気がしました。
藤本祥和(REBT心理士、動機づけ面接トレーナー/オンラインサロン「傾聴とセルフヘルプの学校」(仮)計画中)
○告知
足立区の助成金を受けたオンライン研修は2月にもありますので、ご興味ある方はお気軽にお申し込みください。(区外からも参加OK。詳細は告知イラストをクリックしてください)