オンライン研修 無事終了!〜傾聴とMIの橋渡し

GWのビッグイベント!3時間のオンライン研修が無事終了しました。

「動機づけ面接(MI)」のエクササイズから、傾聴のスキルアップに役立つものを体験できるという内容で、MIの基礎技法OARSの中から特に「聞き返し」を中心に練習、クライエントの価値観を掘り下げる方法を学びました。

イベントのチラシ

先日、オンラインテストを兼ねた報告をSNSにアップしたところ、ある方から「藤本さんの研修を受けてみたい」との嬉しいコメントをいただいて、GWのイベントを企画したしだいです。

少人数の定員ですぐ埋まってしまったこともあり、今回の受講者は傾聴の専門家の集まりになりました。傾聴についてのしっかりした土台があるところに、動機づけ面接のエクササイズを通してさらに理解を深められる研修になったと思います。

研修の風景画面

感想を抜粋して紹介します。

(Aさん)

藤本さんの研修を受けたい!という漠然とした願いにもかかわらず、叶えてくださってありがとうございました。大変内容の濃いあっという間の3時間半でした。エクササイズがだんだん出来るようになっていけている手ごたえがあって、嬉しかったです。

(Bさん)

私はストレートに質問されるのが苦手なので、聞き返しの手法はとてもいいなぁと感じました。対等な関係の 中で一緒に探っていくような感覚は、とても安心できました。 聞き返しは、相手の気持ちをたんに当てに行くというより、自分が感じた相手の世界観を確認させてもらう、 という印象でした。

今日の研修の内容は、今後面談などに活かせそうです。 ありがとうございました。

(Cさん)

メインとおっしゃっていたエクササイズの聞き返し演習2がとても面白かったです。
軽い悩みが、CLの生き方や方向性に向かっていくのが傾聴よりスピード感がある感覚になりました。

※CL=クライエント

(Dさん)

僕が仕事でしていた尋問スタイルの訊き方だと、相手が迎合したり、めんどくさい感じで答えを出すことが多くあったなぁと思い出しました。

日常でも「なぜ?」って思うことや言いたくなることも多々あるので、とても試してみたいコミュニケーションツールを知ってよかったです。

(Eさん)

内容が盛りだくさんでした 講師の藤本さんのお話は分かりやすく ワークがたくさんで 実践に繋げられそうです

オンラインでも グループごとに分けた ワークもできて 移動時間が無い分 時間を有効活用できる  休憩時間は 自宅で リラックスできる オンラインならではの良さを初めて 感じました

オンライン研修写真

○傾聴と動機づけ面接の橋渡し

今回は動機づけ面接のエクササイズを紹介して、傾聴への理解をより深める研修を行いました。

ものすごく大雑把にいえば、動機づけ面接は「傾聴しながらガイドする」コミュニケーションスキルです。そして、この傾聴の部分は動機づけ面接の土台となっています。

よく聞くことがMIの基本である。聞き返しという特異な技能は、MIの4つのプロセスすべてにおいて要となり、最初に学ぶべき技能である。」

(『動機づけ面接 第3版(上)』(ミラー&ロルニック著、原井宏明監訳/星和書店)p71)

中でも「聞き返し」の技術は、想像よりずっと奥が深いところがあります。

ありがたいことに聞き返しはそれ自体で素晴らしく役に立つ技術である。この技術はRogers(1965)のいう「正確な共感」であり、彼の弟子のTomas Gordonのいう「積極的傾聴」であり、クライエント中心アプローチの礎となっている。この技術は専門の仕事に有用であるだけでなく、プライベートでの日常生活や人間関係にも有用である。しかし、マスターしている人はわずかである。(以下略)」

(同上 p72)

上の引用の太字は、私が強調したいところです。

傾聴と動機づけ面接の重なるところにはいろんな可能性があるので、これからも楽しみながら掘り下げていきたいと考えています。

イラスト:傾聴とMIの重なるところ

 

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