「OARSで学ぶ傾聴教室」:どんな言葉で感情を聞くか?
今年最後の回は「10分の傾聴練習」でした。
今回話題になったのは、どんな言葉で感情を聞くかということ。
聞き手のAさんは、話の中に自分の知らない話題が登場すると、そこに興味が湧いてどんどん質問したくなるタイプ。
日常会話的にはそれで全くOKですが、傾聴やカウンセリングだと、「その人がなぜ今その話をしているのか」という「想い」や「気持ち」を理解することが大切になります。
Aさんはそこには気づいていますが(素晴らしい!)、では具体的にどんな質問や聞き返しをすればいいのかで迷っているようでした。
その辺りのディスカッションやロールプレイをすることに。
「なぜ、この人は今この話をしているのだろう」…楽しかった話がしたいのか。あるいは、「楽しかったけれど、一方で違和感を覚えた」ことについて聞いてもらいたいのか。などなど。
表に現れる会話の底にある、その人の「想い」をどう理解するのかが、傾聴の本質になります。
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(感想)
傾聴練習をして気づいたこと。自分の知らない話題が出た時に、感情や気持ちを知りたいのに、その事柄に興味を持ってしまい、何を聞くかがわからなくなってしまいました。
でも、これが自分の課題だと気づけたのが、とても大きな収穫でした。ありがとうございました。
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「OARSで学ぶ傾聴教室」は、来年も毎月2回に行う予定です。
第1火曜:傾聴
第3火曜:動機づけ面接(MI)
基本的にはセッション練習+ディスカッションになりそう。
HFCメンバーは1回500円で練習に参加できます。
コツコツと練習して傾聴・MIの力をつけたい方はお問合せください。