【振り返り】「OARSで学ぶ傾聴教室」〜感情の聞き返し
【振り返り】「OARSで学ぶ傾聴教室」〜感情の聞き返し
今回は「感情を理解する聞き方」をテーマに行いました。
「私と仕事、どっちが大事?」・・・パートナーからこんな風に質問されたら、どう答えるでしょうか?
「君が大事」「仕事が大事」「どっちも大事」…
1つ知っておくといいのは、表に現れている質問に答えるのではなくて、その質問を発した相手の「気持ち/感情」への理解を示す方法です。
今回は、こんな例をはじめとして、「感情を理解する聞き方」を練習しました。
(参考記事)
(感想)
・気持ちにフォーカスして考えることで、寄り添う返しかたを学べました。ありがとうございました。・感情を聞き返すことが大切だと言うことがわかりました。自分は言われた言葉に真に受けるので気をつけたいです
・感情に着目するとテーマを決めていると、不思議と話し手の感情が浮かび上がってくる気がしました。
・単純な聞き返しは、シンプルなものだと思っていたのですが、実際に自分がするとなると難しかったです。どこで口を割り込んでよいのかタイミングがわからなかったり、自分の肩に力がはいって緊張していることに気が付きました。
また終了後には、カール・ロジャーズが亡くなる4年前に行ったデモセッション(The Case of Jill)についてのディスカッションも盛り上がりました。
30分のセッションの中で行われるロジャーズの思い切った聞き返し(reflection)の数々は、とても興味深いもので、「傾聴=相手の言葉を繰り返す」という素朴なイメージを持っている人にとっては、びっくりするような内容です。
【OARSで学ぶ傾聴教室】
年内は以下のスケジュールで開催します。
※毎月第1・3火曜、20時30分〜21時45分
9月:クライエントの感情を伝え返す(9/20)
10月:要約の技術(10/4, 18)
11月:是認:強みを発見し伝え返す(11/1, 15)
12月:10分の傾聴練習(12/6, 20)