J-REBT東京支部スタート!
REBT(論理療法)の学会の東京支部がスタートしました。私も「共同世話人」の1人です。
J-REBT東京支部スタート!
こちらがウェブサイト。シンプルなものですが、頑張って制作!
そして、6月21日(日)に第1回の支部会を開催。
もともとはリアルで集まる予定だったのが、昨今の状況を踏まえてオンライン開催に。
九州や関西など遠距離の方々も参加して賑やかな集まりになりました。
学会でインストラクター経験豊富な先生方の参加もうれしい誤算でした。
第1回支部会の内容は大きく3つ。
- 発起人である経営コンサルタントMさんの発表。不確実性が高まった今の時代に有効な意思決定理論(OODAループ)とREBTのカウンセリング実践について。
- 「REBTと私」のテーマで、ちょっとした自己紹介。アルバート・エリス博士との出会いをお話してくださったI先生から、REBTに最初は不信感を抱いていたけど効果を実感して学ぶようになった方、他の心理療法と合わせてREBTの活用を考えている方など。ひとり2〜3分でも15人いるとそれなりの時間になるので、テンポよく。
- グループに分かれてピアカウンセリング(カウンセリング演習)。
東京支部は今後もオンライン中心なので、地域を越えたREBTのいい学びの場ができそうです。
○冷蔵庫に貼ってみた
ついでに、ピアカウンセリング(仲間同士で行うカウンセリング)で、私がクライエント役をやったときの内容を少し紹介。
以前、体重管理のアプリを使って理想体重(68kg)まで減らしたものの、最近はステイホームもあって食べすぎ&運動不足になりがちでした。
これは何とかしなければ!ということでピアカウンセリングのお題に。
毎日面倒くさがらずアプリにカロリーを入力すればいいことは経験上わかっているので、そこが話の中心になるかと予想しながらカウンセリングを受けていましたが、思わぬ気づきがありました。
自宅のリビングに行くたびに冷蔵庫をバタバタ開けては「何か食べられるものはないか」と探すクセがついていたのです。
「ダイエットしたい」と「しょっちゅう冷蔵庫を開けて食べるものを探している」は矛盾していますね。
そんなわけでカウンセリング後の行動として冷蔵庫のドアにマントラ(自分で心に留めておきたいフレーズ)を貼ることにしました。
それから2日。冷蔵庫を開ける回数も格段に減り、なかなか快調です。
REBT(論理療法)のABCモデル
REBT(論理療法)のABCモデルは、単純ですが奥深いフレームワークです。
複雑に見える問題もフォーマットに沿って考えていくだけで、その人の目標達成にとって助けとなる柔軟な考えを導くことができます。
新たにスタートした東京支部の活動で楽しみがひとつ増えました。
カウンセリングや研修も含めてREBTの勉強と実践を続けていこうと思います。