「まっいっか」をたくさん持てば、気分も行動も変わる〜REBT/CBT


認知行動療法の主要技法のひとつに「認知再構成法」があります。「あの人に嫌われたらやっていけない」とか「失敗したら終わりだ」とか、その人を苦しめている非機能的な認知に対して、代わりとなる柔軟な考え方を見つける方法です。

…というと難しく感じるでしょうか。

もちろん、正式に行うにはそれなりの手順が必要ですが、日常生活ではもっと簡単に考えることもできます。

「まっいっか」のイラスト

たとえば、「まっいっか」という言葉も身近な認知再構成法だと言えます。

「あの人を不機嫌にさせたら、私は耐えられない」とビクビクしている人も、「まっいっか」いう言葉を自分に唱えることで、少し柔軟に対応できるかもしれません。

「面接に不合格になったらどうしよう。緊張が止まらない」…「まっいっか。(難しく考えずやれるだけやってみよう)」

「プレゼンが上手く行かなかったらどうしよう。どんどん焦ってくる」…「まっいっか。(失敗したって死ぬわけじゃない)」

「子供が学校に行きたがらない。このまま不登校が続くと将来が不安だ」…「まっいっか。(元気でいてくれるだけで幸せだ)」

いかがでしょう。「○○でなければならない」という「ベキ思考」に対して「まっいっか」という代わりの考えを持っておくことで、少し楽になる気がしませんか。

いろんな言葉をもつイラスト

言い換えの言葉は「まっいっか」である必要はありません。

「何とかなるさ」でも「明日は明日の風が吹く」でも「生きてるだけで丸儲け」でも、何でもいいのです。自分を苦しめる認知(考え方)に対して、代わりとなる認知(考え方)のレパートリーを沢山もっておいてそこから選べるようにします。そうすることで、最初の非機能的な認知が、あなたにとって唯一絶対のものではなく、いろいろ選べる中の1つに過ぎなくなってきます。

あなたのお気に入りの言葉は何ですか。いちどノートに書き出してみてはいかがでしょう。

助けになることばを考えるイラスト

REBT心理士、動機づけ面接トレーナー 藤本祥和

(2021年3月、オンラインサロン「傾聴とセルフヘルプの学校」(仮)計画中)

 

クリックでフォローできます


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。