足立区「レジリエンス(折れない心)を身につけるワークショップ」の感想をご紹介


足立区後援の「げんき応援」ワークショップが2月23日(火・祝)と2月27日(土)、無事終了しました。それぞれ、午前10時から午後3時までの5時間の研修(昼休み1時間を挟む)でした。

5時間のストーリーをどう作っていくか、ぎりぎりまで苦労しましたが、参加者皆さんにとっていい経験になったようで、今後への手応えも感じました。

2日間のワークショップの写真

2月23日・27日ワークショップの記念写真

書きたいことは沢山ありますが、ここでは1つだけ、23日の「レジリエンス」(折れない心)ワークショップに参加したくださった上田隆さん(ライター)の感想を、ご本人のイラストと合わせてご紹介します。

上田さんのイラスト

2月23日、『「レジリエンス」(折れない心)を
身につけるワーク』に参加。

オンライン開催で、10時~15時までの長丁場だが
盛りだくさんで、楽しく過ごす。
講師はREBT心理士でラジオディレクターの藤本祥和さんで、
主催はNPO法人なりわいプロジェクト(代表・古怒田悦子さん)。

印象に残ったのは、
ネガティブな感情を克服する方法として、
「こうあるベキ」の思考法を、
「こうあったらイーナー」に変えるということ。

「べき」こそ、「折れる心」の根本原因だなと
改めて思う。
「試験に受かるべきだ」
「彼女とデートすべきだ」は、叶わぬこともある。
だから、へこむ。
「べき」とは、自分の勝手な願望を
相手や対象に押し付けることだから、
大いに裏切られるのである。

それを「イーナー」に変えると
とたんに楽になると藤本さんは言う。
「こんなであったらいいなぁ」とゆるく構えれば、
たとえ願望が実現しなくても
「そういうこともある」と思える。
「これがダメだから、違う手を」と
選択肢も増やせる。

昔、阪神・淡路大震災の劇を書いた
劇作家の人にインタビューしたときに
「大事なものは、かるく握るもの」
話されたことを思い出す。

「べき」は、強く握りしめたものが
悲鳴をあげることではないか。
それは「パートナー」や「子」など
「大切な人」に向かえば悲劇が起こる。
「お前はこうあるべきだ」は、
束縛と怒りの関係を生むしかない。

「イーナー」と優しく手のひらに乗せれば、
互いがラクだ。
期待はするが、縛らない。
相手の可能性を、
ゆるく見守る関係こそ、幸せだ…。

そんなこともつらつら考えたワークだった。

上田隆さん感想(太字強調は引用者)

上田さんホームページ「ルポ!足立の子ども支援」

いかがでしょうか。

ちなみに、「ベキ」を「イーナー」に変えるというのは、以前ブログに描いたこちらのマンガのことです。

4コマ漫画

(関連記事)ベキを見つけてイーナーにしよう:REBTによるネガティブな感情の対処法

2006年のトリノオリンピックで荒川静香さんのトレードマークとなった「イナバウアー」と絡めて「ベキ」(頑固なビリーフ/絶対的な欲求)と「イーナー」(柔軟なビリーフ/好み)の違いを説明してみました。

ちなみに、同じキャラクターでも描く人がちがうと雰囲気も変わりますね(笑)

上田さんのイラスト

 

「ベキ思考」から「イーナー」思考へ

「ベキ思考」を柔軟な思考に転換できると、まず自分が楽になって、穏やかな気持ちで物事に取り組みやすくなります。

ちょうど1年前の2月末、私はインド・ムンバイでREBTの研修を受けました。そこでREBT(論理療法)の世界的なエキスパートであるウィンディ・​ドライデン先生(イギリス)は、”Assert Preference, negate MUST”(好みはどんどん主張しよう。でも「ベキ」は取り去ろう)というフレーズを教えてくれました。

記念写真

(関連記事)REBT(論理療法)の研修をムンバイで!

今回紹介した上田さんの感想にでてくる劇作家の言葉「大事なものは、かるく握るもの」も印象的です。

「ベキを見つけたら、イーナーにもどす」「Assert Preference. Negate MUST」「大事なものは、かるく握るもの」…自分のお気に入りの表現でいいので、気に入ったフレーズを頭の隅においておくと、いざというとき役に立つかもしれませんよ。

藤本祥和(REBT心理士、動機づけ面接トレーナー)

告知:

足立区のオンライン研修のB日程があります(A日程と同じ内容)。足立区以外からも参加できます。よかったらどうぞ。

ワークショップの告知

人と組織の意識が変わるワークショップ<2>
人と組織が幸せになれる意識づくりとコミュニケーション
【参加方法】
お申し込みいただいた方に参加リンクと参加費のお支払い方法をお伝えいたします。
●お申し込みリンク●
https://forms.gle/rUnePfyxiFZhevERA
【対象】
組織のマネジメント職、支援職、テーマに関心のある社会人
【内容】
・相手の気持ちを尊重しながら、相手自身が変わりたい気持ちを引き出す
・「不安」「怒り」「先延ばし」など、感情や行動の問題を解決する方法を学ぶ
・ともに同じ目標に向かう協働的な場づくりとは
【参加費】 全3回1,500円
※仕事や社会参加に向けて準備中の方は無料です^^
※単発参加ご希望の方はお申し出ください。
※A日程、B日程は同じ内容です。A日程B日程を交えてのご参加を希望の方はお申し出ください。
【講師】藤本祥和
広告プランナーを経てラジオディレク ター、傾聴しながらガイドする動機付 け面接・認知行動療法のひとつ論理療法講師として活動。東京大学文学部哲学科卒業。
***************
【A 日 程】
①2020 年 12/13 日 ②2021 年 1/23 土 ③2/13 土
【B 日 程】
①2021 年3/6 土 ②4/10 土 ③5/15 土
※このイベントは足立まちづくりトラスト助成金により開催するものです。

 

 

クリックでフォローできます


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。